ハンコを買うと、必ず必要になるのが「印章ケース」。人前で使うときは、ハンコと共に注目されるアイテムでもあります。 印章ケースには伝統的な革を使ったものから、布、ラメ、デコなど最近の流行を取り入れた商品も数多く発表しております。 持っているハンコに合わせて、ピッタリのケースをコーディネートしましょう。
①金枠(かなわく)フレームとも。ゴールド枠、シルバー枠、ブラック枠が代表的。最近ではプラスチック製の白い枠なども発売されている。多くのメーカーは、一つの表に対していくつかの金枠を組み合わせたパターンも揃えている。 ②内張(うちばり)蓋裏とも言う。メーカーによって様々なデザインがある。元々は「亀鶴」や「寿」など、縁起が良いとされる日本の伝統的なデザインが多かったが、最近では表と裏と共柄にするなど、様々な工夫を凝らすメーカーも。ちなみに、この写真の内張デザインは「朱竹」と呼ばれている伝統柄。中にはオーダーすると内張りのデザインや、身(別珍)との組み合わせを変えてくれるメーカーもあるので、当店で気軽に聞いてみてください。 ③身(み)ハンコを収納する部分。使われる布地に別珍(コーデュロイ)が多いことから、別珍と呼ばれることも。ハンコがキチンと収納できるように、様々なサイズが用意されている商品もある。 ④肉池(にくち)朱肉を入れる箇所を肉池と呼ぶ。朱肉蓋とも。印章ケースによって肉池に蓋がついているもの、ついていないもの、スライド式など様々。中の朱肉が無くなった場合、当店にご相談ください。
いずれも「ハンコを守る」という点では安心の性能をもっているので、どれを選んでもいいでしょう。あえて言うなら、「収納するハンコの格と色に合わせてコーディネートすること」。 例えば、象牙や黒水牛といった伝統的でシックな色合い、風格のあるハンコには、天然皮革を使ったどっしりとした印章ケースを合わせるのがセオリー。特に実印を収納する印章ケースは、人に注目されながら使うシーンも多いと思われます。その時、契約を交わす相手に「しっかりしたハンコを持っているな」と印象づけるためには、風格ある天然皮革のケースがおすすめです。 銀行口座、郵便貯金などに使う銀行印は、口座ごと、金融機関ごとに複数本のハンコを作る人も多い。そのため、口座や金融機関を判別しやすいようにカラフルな印材を選ぶ傾向がございます。デザイン面では、アンティーク調のデザイン、リボンやケーキなどのかわいいパーツをデコったケースまでございます。事務作業でハンコをよく使う人なら、デスクの華やぎの一つとして取り入れるのもいいでしょう。